「FIREしたいから、少しでも利回りの高い投資先を探している」
もし今そんな状態なら、もう一つ見ておきたい数字があります。
毎月、いくら投資に回せるかです。
年利4%を5%にするのは、自分ではコントロールできません。でも、月5万円の積立を10万円、15万円に増やせるかどうかは、働き方や年収によって変えられる可能性があります。
FIREを早めるうえで、運用利回りと同じくらい大きいのが「入金力」です。
そして、入金力の土台になるのが本業の収入ですね。
コンサル転職は年収アップを狙える選択肢の一つです。ただし、「コンサルに行けば年収が上がる」「年収が上がればFIREできる」と単純に考えるのは少し危険です。
この記事では、コンサル転職で年収が変わった場合を想定し、毎月の積立額が増えるとFIREまでの距離がどのくらい変わるのかをモデルケースで計算します。
⚠️ シミュレーションについて
この記事の計算は将来の運用成果や転職後の年収を保証するものではありません。税金、社会保険、物価、投資商品の値動き、家族構成などによって実際の結果は変わります。
✅ この記事で分かること
- コンサルの年収は本当に高いのか
- 年収アップが「入金力」にどうつながるのか
- 月5万・10万・15万・20万円を積み立てた場合の差
- FIRE資金6,000万円まで何年かかるのか
- NISA1,800万円の枠を埋めるまでの期間
- コンサル転職を資産形成目的だけで決めていいのか
- 転職前に確認しておきたいこと
「収入を増やしてFIREを早めたいけれど、転職するほどなのか迷っている」という人は、まず数字を見てから考えてみてください。
- 📈 コンサル転職で入金力はどこまで上がる?
- 💰 FIREを早めたいなら「利回り」より先に入金額を見る
- 🏦 NISA1,800万円を埋めるまで何年かかる?
- 🔥 月5万円と20万円ではFIREまで何年変わる?
- ⚠️ 年収アップ=そのまま投資額アップではない
- 🏠 FIREでは「稼ぐ力」と同じくらい生活費も効く
- 📝 私自身、年収が上がって初めて投資額を増やせた
- 🤔 「FIREしたいからコンサル転職」はおすすめしない
- ✅ コンサル転職で入金力を上げやすい人
- 🛑 コンサル転職しないほうがいいケースもある
- 🚀 まず「自分ならコンサルでいくらになるか」を確認する
- 🔍 コンサル転職の想定年収を確認するならMyVisionも選択肢
- 📌 まとめ|FIREを早めるなら「運用力」だけでなく「入金力」も見る
- 👉 次に取る行動
- ❓ よくある質問
📈 コンサル転職で入金力はどこまで上がる?
結論からいうと、コンサル転職で年収が上がり、その一部を投資に回せるなら、資産形成のスピードは大きく変わる可能性があります。
ただし、大事なのは「年収」そのものではありません。
年収が増えたあと、毎月いくら投資額を増やせるかです。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、経営コンサルタントに関連する賃金統計として、全国の年収データが掲載されています。
ただし、job tag自身も、この統計が必ずしも経営コンサルタントだけを表すものではないと注意しています。「コンサルになれば誰でも高年収になる」と読む数字ではありません。
コンサルは、ファームの種類や職位、これまでの経験によって年収差がかなり大きい仕事です。未経験で入る人と、専門性やマネジメント経験を評価されて入る人では、当然条件も変わります。
👩 「コンサルって年収1,000万円が普通なんじゃないの?」
そう見えることもありますが、かなり幅がありますね。年収だけを見るより、自分の経験なら「どのファーム・どの職位・いくらくらい」で評価されそうなのかを確認するほうが現実的です。
コンサルの年収水準そのものを詳しく知りたい人は、「コンサルの年収は本当に高い?未経験から年収を上げるリアル【入金力UP】」もあわせて読むとイメージしやすいと思います。
💰 FIREを早めたいなら「利回り」より先に入金額を見る
資産形成の前半ほど、運用利回りだけでなく「いくら入れられるか」の影響が大きくなります。
投資を始めると、どうしても利回りが気になりますよね。
「年利5%より7%で運用できたら」「もっと成長する投資先はないかな」と考えるのは自然なことです。
ただ、毎月の入金額を年間で見ると、その差はかなり大きくなります。
| 毎月の積立額 | 年間の入金額 |
|---|---|
| 5万円 | 60万円 |
| 10万円 | 120万円 |
| 15万円 | 180万円 |
| 20万円 | 240万円 |
| 30万円 | 360万円 |
月5万円と月15万円では、1年だけで120万円の差です。
10年間なら、運用益を一切考えなくても元本だけで1,200万円違います。
これはかなり大きいですよね。
📌 ポイント
投資商品を毎日チェックして数%高いリターンを追う一方で、本業の収入が何年も変わっていないなら、一度「収入側」を見る価値があります。
🏦 NISA1,800万円を埋めるまで何年かかる?
NISAの非課税保有限度額1,800万円を入金額だけで考えると、月5万円と月30万円では到達まで25年の差があります。
現在のNISAでは、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円で、併用すると年間最大360万円まで投資できます。非課税保有限度額の総枠は1,800万円です。
では、運用益を考えず「投資元本1,800万円を入れるまで」で比較するとどうなるでしょうか。
| 毎月の積立額 | 1,800万円までの期間 |
|---|---|
| 5万円 | 30年 |
| 10万円 | 15年 |
| 15万円 | 10年 |
| 20万円 | 約7年6か月 |
| 30万円 | 5年 |
かなり差があります。
もちろん、NISAを早く埋めれば必ず得をするわけではありません。生活防衛資金を削ったり、無理な節約をしたりしてまで投資額を増やす必要もありません。
ただ、「投資先を何にするか」だけでなく、「そもそも年間いくら投資できる状態を作るか」を考える意味は大きいです。
🔥 月5万円と20万円ではFIREまで何年変わる?
今回のモデルでは、月5万円から月20万円へ入金額が増えると、6,000万円までの期間は約20年短くなります。
ここからは、FIREまでの期間をモデルケースでシミュレーションしてみます。
📊 今回のモデルケース
- スタート資産:0円
- 年間運用利回り:5%
- 毎月末に積立
- 運用益は再投資
- FIRE後の生活費:月20万円
- 年間生活費:240万円
- FIRE目標額:6,000万円
- 税金・手数料・インフレは考慮しない
FIRE目標額6,000万円は、年間生活費240万円の25倍として便宜上設定しています。
これは「6,000万円あれば安全にFIREできる」という意味ではありません。資産配分、年齢、年金、住宅費、税金、相場環境などで必要額は変わります。
そのうえで、同じ年利5%で運用できたと仮定すると、6,000万円までの期間はおおよそ次のようになります。
| 毎月の積立額 | 6,000万円までの目安 |
|---|---|
| 5万円 | 約36年5か月 |
| 10万円 | 約25年5か月 |
| 15万円 | 約19年10か月 |
| 20万円 | 約16年5か月 |
| 30万円 | 約12年3か月 |
月5万円から月10万円に増えるだけでも、モデル上は約11年縮まります。
月5万円から月20万円なら、約20年です。
これが「入金力」のインパクトです。
もちろん、年利5%で毎年きれいに増えるわけではありません。実際の相場は上がったり下がったりします。
それでも、「毎月いくら入れるか」で元本の増え方そのものが変わる点は変わりません。
⚠️ 年収アップ=そのまま投資額アップではない
年収が上がっても支出まで増えれば、FIREまでの距離は思ったほど縮まりません。
例えば年収が500万円から700万円になったとしても、年間200万円をそのまま投資に追加できるわけではありません。
税金や社会保険料がかかりますし、家族構成によって手取りも違います。
さらに、「年収が上がったから少しいい家に住もう」「外食を増やそう」「車を買い替えよう」となれば、支出も増えます。
年収だけ上げる
- 年収アップ
- 生活費もアップ
- 積立額はほぼ同じ
入金力を上げる
- 年収アップ
- 生活水準は大きく変えない
- 積立額を増やす
見るべきなのは、年収アップ後に生活水準を大きく変えず、入金力をどれだけ増やせるかです。
🏠 FIREでは「稼ぐ力」と同じくらい生活費も効く
FIRE目標額は収入ではなく、最終的には「年間いくら使うか」に大きく左右されます。
先ほどは月20万円生活として、FIRE目標額を6,000万円にしました。
| 毎月の生活費 | 年間生活費 | 25倍の金額 |
|---|---|---|
| 20万円 | 240万円 | 6,000万円 |
| 25万円 | 300万円 | 7,500万円 |
| 30万円 | 360万円 | 9,000万円 |
毎月20万円を年利5%で積み立てたモデルでは、6,000万円なら約16年5か月、7,500万円なら約19年1か月、9,000万円なら約21年5か月が目安になります。
年収を上げることだけを考えて生活費も一緒に膨らませてしまうと、せっかく増えた入金力が相殺されてしまいます。
FIREとの相性がいいのは、「年収を上げる」だけではなく、「生活満足度を落とさず、増えた分の一部を資産に変える」という考え方かなと思います。
📝 私自身、年収が上がって初めて投資額を増やせた
私自身の資産形成でも、大きな転機になったのは利回りではなく、本業の収入が増えたことでした。
私はコンサル転職ではありませんが、28歳で未経験から外資系企業へ転職しました。
その転職を境に、年収は以前の約2倍になり、残業も月40時間程度から月10時間程度に減りました。
さらに収入と時間に余裕ができたことで、NISA・つみたてNISAを使った資産形成を始めました。
転職前は、そもそも毎月の収入から投資に回せる金額が限られていたんです。
転職後はそこが変わりました。
投資で1%高いリターンを狙うだけでなく、「投資に回せるお金そのものを増やす」という考え方もある。
月3万円しか投資できなかった状態から、月10万円、15万円と入れられる状態に変われば、元本そのものの増え方が変わります。
私の場合、そのきっかけになったのが本業の年収アップでした。
🤔 「FIREしたいからコンサル転職」はおすすめしない
FIREだけを目的にコンサルへ転職するのはおすすめしません。仕事内容を続けられるかまで含めて判断したいところです。
👩 「じゃあ年収の高いコンサルに転職すればFIREが早くなるのでは?」
数字だけならそう見えます。ただ、年収だけを理由に転職先を選ぶと、働き方が合わず長く続けられない可能性もあります。
コンサル転職には、例えば次のような面があります。
- 選考難易度が高い
- ファームや案件によって忙しさが違う
- 求められる成果水準が高い
- 未経験なら仕事の進め方に慣れる必要がある
- 転職しても年収が必ず上がるわけではない
年収が100万円上がっても、仕事が合わず短期間で辞めてしまえば、資産形成どころではありません。
逆に、仕事内容が自分に合っていて、経験を積むことで市場価値も上がり、その結果として年収と入金力が伸びていくなら、かなり相性のいい選択肢になります。
初年度の年収だけではなく、その仕事を数年続けられるかまで確認したいですね。
✅ コンサル転職で入金力を上げやすい人
今の会社で年収が頭打ちになっていて、コンサルで活かせる経験がある人は、一度市場価値を確認する価値があります。
- 今の会社では昇給余地が小さい
- 業務改善、企画、IT、営業、経理など転用できる経験がある
- 今より年収レンジの高い環境を見てみたい
- 新しい知識を学ぶことがそれほど苦ではない
- 年収が増えても生活水準を急に上げるつもりはない
- 増えた収入の一部をNISAなどへ回したい
逆に、「仕事内容にはまったく興味がないけれど、給料だけ欲しい」という状態なら、慎重に考えたほうがいいです。
転職先はコンサルだけではありません。現職での昇給や昇進、社内異動、副業、別業界への転職など、入金力を上げる方法はいくつもあります。
🛑 コンサル転職しないほうがいいケースもある
すでに今の環境で十分な積立額を確保でき、働き方にも満足しているなら、無理に転職する必要はありません。
- 今後まとまった昇給が見込める
- 残業が少なく、副業や勉強に時間を使える
- 福利厚生がかなり手厚い
- 現在の生活に十分満足している
- すでに必要な投資額を確保できている
FIREは「年収が一番高い会社に行った人が勝つゲーム」ではありません。
収入、支出、投資額、働く期間、生活の満足度。全部合わせて考えるものです。
年収だけ上がって毎日消耗するより、少し低い年収でも長く働けて、毎月安定して積み立てられるほうが合う人もいます。
焦って決める必要はありません。
🚀 まず「自分ならコンサルでいくらになるか」を確認する
転職を決める前に、「今の積立額」「必要な積立額」「転職後の想定年収」の3つを確認するのがおすすめです。
いきなり会社を辞めたり、応募したりする必要はありません。
💡 STEP 1|自分のFIRE目標額を出す
まず、毎月いくらあれば暮らせるかを確認します。
- 月20万円なら年間240万円
- 月25万円なら年間300万円
- 月30万円なら年間360万円
そこから、自分なりのFIRE目標額を決めます。
ここが決まらないと、「あといくら必要なのか」が見えません。
💡 STEP 2|現在の入金力を確認する
次に、「今、無理なく毎月いくら投資できているか」を確認します。
5万円なのか、10万円なのか、15万円なのか。
そのうえで、「あと月5万円増えたら何年縮まるか」を見ると、必要な年収アップ幅も考えやすくなります。
💡 STEP 3|転職した場合の想定年収を確認する
最後に、自分の経験ならコンサル転職でどのくらいの年収を狙えるのかを確認します。
ここで初めて、転職エージェントなど外部の情報を使います。
💡 相談=転職ではありません
「コンサルに転職すると決めてから相談する」必要はありません。
- 今の経験でどんなファームが候補になるのか
- 想定年収はいくらくらいなのか
- 未経験でも現実的なのか
- 今の会社に残るほうがよいのか
こうした比較材料を集めるために使う方法もあります。
🔍 コンサル転職の想定年収を確認するならMyVisionも選択肢
MyVisionは、コンサル転職を具体的に検討している人だけでなく、自分がコンサル市場でどう評価されるのか確認したい人にも使いやすいサービスです。
コンサル業界に特化しているため、「自分の経歴ならどのファームが現実的か」「どの程度の年収レンジになりそうか」といった相談をしやすいのがメリットです。
MyVisionが向いている人
- コンサル転職で年収アップを狙えるか知りたい
- 未経験からコンサルへ行けるか相談したい
- ファームごとの選考対策をしてほしい
- 自分の市場価値や想定年収を知りたい
注意したい人
- コンサル業界にまったく興味がない
- 転職エージェントから連絡を受けたくない
- 自分のペースだけで求人を探したい
登録したからといって、転職する必要はありません。まず確認したいのは「自分ならどのくらいの条件が狙えるか」です。
📌 まとめ|FIREを早めるなら「運用力」だけでなく「入金力」も見る
FIREまでの期間を縮めたいなら、投資の利回りだけでなく、本業収入と毎月の入金額も一緒に見ておきたいところです。
今回のモデルでは、年利5%・資産0円から6,000万円を目指した場合、次の結果になりました。
- 月5万円:約36年5か月
- 月10万円:約25年5か月
- 月15万円:約19年10か月
- 月20万円:約16年5か月
- 月30万円:約12年3か月
将来の相場は選べません。
でも、「どんな仕事をするか」「どの会社で働くか」「本業でいくら稼げるか」は、ある程度自分で選べます。
コンサル転職は、その選択肢の一つです。
もちろん、転職すれば年収が上がる保証はありません。FIREできる保証もありません。
だからこそ、最初から会社を辞める必要はないんです。
まず確認したいのは、自分が転職市場でいくらで評価されるのか。
想定年収が分かれば、その年収で毎月いくら積み立てられそうか計算できます。
そこまで見てから「転職する」「今の会社に残る」「もう少し経験を積んでから動く」を決めても遅くありません。
👉 次に取る行動
FIREまでの距離を縮めたいなら、次の投資商品を探す前に、一度「自分の年収の上限」を外の市場で確認してみるのもありかなと思います。
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❓ よくある質問
コンサル転職をすれば必ず年収は上がりますか?
必ず上がるわけではありません。現在の年収、経験、職種、応募するファーム、入社時の職位などによって変わります。まず自分の経歴でどの程度の年収が狙えるのか確認してから判断したいですね。
FIREを目指すなら年収を上げるのが一番重要ですか?
年収だけではありません。生活費、毎月の積立額、運用期間、運用利回りなどが影響します。年収が上がっても支出が同じだけ増えれば、入金力はあまり変わりません。
転職する気がなくてもエージェントに相談していいですか?
相談自体は可能です。転職活動と退職は別なので、「自分の市場価値や想定年収を確認した結果、今の会社に残る」という判断もあります。
FIREシミュレーションの年利5%は保証されますか?
保証されません。この記事では積立額による違いを比較するためのモデルケースとして年利5%を置いています。実際の運用成績は相場や商品によって変わります。
公式サイト:コンサル転職なら MyVision


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